Play Framework 2.0 + Java コトハジメ。

Play Framework ってなあにー?というところからこのおはなしは始まります。

そもそも、うちが Play Framework をかじるきっかけになったのは、
「2~3枚の画面持った簡単なWebアプリを作ってね♪」「あ、締切月末だからー」
「今後機能拡張する予定もあるから、将来困らないような仕組みにしておいてね~」
「そうそう、仕様はまだちゃんと決まってないからねえ~」
という、かるーいノリのお仕事依頼。
この時点で月の上旬が終わろうとしてる頃ですから、残された時間はお察しです‥‥
ねえねえちょっと待ってよ、そういうの一番困っちゃうんよねえ。

うちは根っからの Java コーダー。
でも、これまでは、Framework やプラットフォームはチームの誰かさんが持ち寄ってきて、
うちは画面や機能を実装するだけだったので、
本音で言うと、Framework のこと、実は詳しく知らないの‥‥。

以前加わったプロジェクトで使ってたプラットフォームは、たしか、
Java + Struts2 + Spring2.5 + Hibernate3.3 という構成。
これを使いまわすのは‥‥どう考えても無理なんよねえ。

Struts – Spring – Hibernate の組み合わせは高機能なんだけど、
とにかくプラットフォームの構築にかかる時間的なコストが高すぎるのです。
あと、理解を深めるにも技術的なハードルが高くって‥‥
各 Framewrok を最新化するだけでもどれだけ時間がかかるか分かったものじゃない。

かと言って、今更 PHP や Ruby on Rails をかじろうとは思えず、
他によさげな手段が思いつくわけでもなく‥‥
さあ‥‥困ったぞお。

そんなこんなで、うちでも扱えそうな適当なプラットフォームがないかなあ‥‥
とWebをさまよってたところ、@IT の Play Framework の記事に行き当たったのでした。
Java開発で泣かないためのPlay frameworkの基礎知識
これ、読んでて結構目からうろこだったので、まだ見てないって人は読んでみることをおすすめします。

要点だけをかいつまむと、Play Framework の特徴は、こんなふうに言えると思います。
「JavaとScala(*1)のためのMVC(*2)フレームワーク」
「Javaで手軽に素早く開発を行いたいときに最適」
「後から修正訂正があっても手軽に対応できる」
「しっかりとしたルールが決まってて、それに則って書けばすぐ出来上がり」
「DBとの連携もほとんどラップしてあって簡単」
「ビルド不要で、変更がその場で確認できる」
「Scalaを知らなくてもほぼ問題なくって、これからScalaに手を出すきっかけになるかも」

とにかく素早くできちゃう!
ビルド不要で結果がすぐ目の当たりにできちゃうところも、かなり素敵です。
実際のインストールや構築の進め方などは、今後書き進めていくつもりですー。

*1 : Scala はJavaをベースに持つプログラミング言語。オブジェクト指向に関数型言語のいいところをくっつけたような感じのもの。
   処理を驚くほど簡潔に記述することができる。
*2 : Model-View-Controler型のフレームワークのこと。データベースなどとの情報のやり取りを司るModel、
   画面表示を司るView、各画面の機能面を司るController、それぞれの役割を分担する型式。

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