エビマリネ
生産者の友
生産者の情報データベース、生産者の友

生産には多くの知識と手間が必要です。
ゲーム内にはたくさんの情報が氾濫していて、ひとりで全てを処理するのは大変なことです。
多くの知識をより上手く活用できるよう、私たち七海生産者商会がお役に立てればと考えます。
のんびりしたペースでその都度の変更点を加えながら執筆を続けています。気長にお待ちいただけると幸いです。

生産の意義
なぜ生産が必要か?生産で何が出来るのか?生産したいけどどうすれば?
初めて生産に触れる方や、生産の意味を問い直したい方向けのコンテンツです。

生産の意義

大航海時代Onlineの世界では、生産スキルを使ってさまざまな物品の生産ができちゃいます。

★生産って必要?
もちろん生産なしでも、この世界で生活してゆくことは可能です。
でもそれって、この世界の楽しみのひとつをみすみす見逃しているのに他ならないんですよ。
生産はただ作るだけじゃなく、材料を集める⇒加工⇒販売といった、一連の流れも楽しめるんです。
自ら経済の一端を担っている実感が持てるって、ひとつのやりがいですよねえ。
よりよいものを作るために努力するのも素敵ですし、
生産販売を通しての他者と交わりを持てるのは、まさにMMOの醍醐味そのものです。
この世界で生きるのであれば、ぜひとも生産を身につけてみてください♪

★生産で何が出来る?
手に入れた交易品やアイテムなどから、新たな産品を生み出せます。
生産できるのは、ネコイラズやデッキブラシのような「航海用品」から、
大砲や装甲板などの「海事用品」、オリーブ油やウイスキーなどの「交易品」、
加工木材や船体などの「造船素材」などなど。
この世界での生活を充実させるために必要になる、多くのものを生み出すことができるのです。
賢く商人として生きるなら、原価を抑えることのできる生産は、なくてはならない存在ですよ〜。

★生産してみたいんだけど、何が必要?
ひとくちに生産といっても、さまざまなものが必要になります。たとえば・・・
・材料を交易所で買い付けるための「取引スキル」
・材料を郊外で収集するための「採集スキル」「調達スキル」
・実際に生産をするための「生産スキル」
・生産時に必ず必要になる「レシピ」
・生産したものを販売するなら「販路と売値を見抜く目」
一度にあれもこれもでは脳みそがうにうにしちゃいますから、
この先ひとつずつ紐解いていくことにしましょう。

生産の基礎知識
生産は商人の楽しみそのものですよね。
どの生産スキルにしようか迷っている方、新たな生産スキルを身につけたい方向けのコンテンツです。

生産の基礎知識

初めて生産を志す人から生産を究めんとする生産マイスターまで。生産の全てをケース別にご紹介。

★生産をはじめたい!
生産を行うにはまずなにが必要なのか?といった基本的なところからご紹介しちゃいます。
公式のオンラインマニュアルなどでも紹介されているとは思いますが、あえて基本から押さえていきます。
 ―生産の準備を読む― (クリックすると詳細を開きます)

生産の例として、小麦から小麦粉を生産してみると、こんな感じです。
 ―生産の例― (クリックすると詳細を開きます)

★生産スキルにはどんなものが?
生産の基礎の基礎を押さえたところで、それぞれの生産スキルについて見ていきましょう。
 ―調理スキル― (クリックすると詳細を開きます)
 ―縫製スキル― (クリックすると詳細を開きます)
 ―鋳造スキル― (クリックすると詳細を開きます)
 ―工芸スキル― (クリックすると詳細を開きます)
 ―保管スキル― (クリックすると詳細を開きます)
 ―錬金術スキル― (クリックすると詳細を開きます)
 ―言語学スキル― (クリックすると詳細を開きます)
 ―造船スキル― (クリックすると詳細を開きます)

★生産スキルを育てたい!〜基本編〜
生産スキルを育てるとひと口で言っても、その方法はさまざまです。
ここでは各スキル別に、スキル取得から一人前としてスキルを使いこなせるまでの過程を追ってみます。
 ―スキル育成基礎― (クリックすると詳細を開きます)

続いて、それぞれのスキル別に、オススメの育て方をご紹介しましょう。
 ―調理スキル― (クリックすると詳細を開きます)
 ―縫製スキル― (クリックすると詳細を開きます)
 ―鋳造スキル― (クリックすると詳細を開きます)
 ―工芸スキル― (クリックすると詳細を開きます)
 ―保管スキル― (クリックすると詳細を開きます)
 ―錬金術スキル― (クリックすると詳細を開きます)
 ―言語学スキル― (クリックすると詳細を開きます)
 ―造船スキル― (クリックすると詳細を開きます)

★生産スキルを育てたい!〜上級編〜
生産スキルが育ってくると、生産にもさまざまな選択肢が生まれてきます。
楽しく生産?効率よく生産?目指せマイスター?いろんなニーズにこたえる情報をお届けします。
 ―スキル育成上級― (クリックすると詳細を開きます)

続いて、それぞれのスキル別に考察してみましょう。(錬金術と言語学は省いています)
 ―調理スキル― (クリックすると詳細を開きます)
 ―縫製スキル― (クリックすると詳細を開きます)
 ―鋳造スキル― (クリックすると詳細を開きます)
 ―工芸スキル― (クリックすると詳細を開きます)
 ―保管スキル― (クリックすると詳細を開きます)
 ―造船スキル― (クリックすると詳細を開きます)

★新しい生産スキルを考えてるんだけど・・・
生産スキルって、実は複数のスキルを組み合わせるともっと世界が広がるものがあるんです。
新しい可能性を求める方に、こんな情報はいかがでしょうか?
 ―スキルの組み合わせ― (クリックすると詳細を開きます)
 ―生産スキルの複合― (クリックすると詳細を開きます)

★レシピが見つからない!
いろんなものを生産するには、いろんなレシピが必要になります。
いろんなレシピの手に入れ方と、これは!というオススメレシピをご紹介しちゃいます。
 ―レシピあれこれ―

★マイスターってなに?
生産スキルには、その道を究めた人にだけ与えられるマイスターという称号が存在します。
マイスターの称号には名ばかりじゃない効果もあるんですよ。
 ―マイスターと弟子―

★七海商会員が語るタノシイ生産☆
七海の商会員の皆さんに、生産について語っていただきました。
みなさんそれぞれの視点を持っているので、結構おもしろいかも?
 ―そに屋の視点― (クリックすると詳細を開きます)
 ―ふぃーさんの視点― (クリックすると詳細を開きます)


交易の基礎知識
交易は生産の基本になるものなんです。
生産のための交易法を見につけたい方、交易にあたらしい楽しみを見出したい方向けのコンテンツです。

交易の基礎知識
準備中です

採集の基礎知識
今時の生産職人には採集も必要なんですよ。
採集ってナニ?という方、探してる生産材料がどうしても見つからない方向けのコンテンツです。

採集の基礎知識

バザーの基礎知識
バザーって結構素敵なものですよ。
知らない誰かとのコミュニケーションを大切にしたい方向けのコンテンツです。。

バザーの基礎知識
準備中です

その他、旧サイトからいくつかコンテンツを移行する予定です。
リリースまでもうしばらくお待ちくださいね。


おしらせ
七海生産者商会からのお知らせとお願いです。
あなたがお持ちの貴重な情報、是非投稿していただけませんか?
より高効率な生産活動目指して、生産者同士で共有いたしましょう♪

―生産の準備―

生産に必要なものは次の4つです。「スキル」「レシピ」「材料」「行動力」

まずスキルについて、生産に関連するスキルは、
「調理」 「縫製」 「鋳造」 「工芸」 「保管」 「錬金術」 「言語学」 「造船」
の計8種類です。
これらは各地のギルドや人物が教えてくれます。
ただし、いずれのスキルも、様々な取引スキルなどの上位スキルという位置付けですので、
スキル習得には様々な鍛錬が必要になってきます。
簡単にスキルを身に付けるのであれば、欲しい生産スキルが優遇職になっている商人系の職業に転職するのがいいでしょう。
これで、ギルドで簡単に習得が出来るようになります。

レシピはアイテム枠1枠を消費するアイテムです。
16冊までであれば、手持ちのバインダーに保管することも出来ます。
生産にはレシピがつきもの。作りたい生産品の作り方が記載されたレシピがないと、どう頑張っても生産は不可能です。
レシピの多くは道具屋さんで購入できます。
中には、ある程度投資をしないと、道具屋さんで販売してくれないレシピ、街が発展して、初めて道具屋さんに陳列されるレシピ、
1都市に一定額以上投資することで、報酬としてもらえるレシピ、クエストの報酬で得られるレシピ、
NPC艦隊から収奪することでのみ入手可能なレシピ・・・なんてものもあります。

次は材料です。
材料に何が必要であるかは、レシピ本を開いてみると記述があります。
大抵は交易品が材料になりますが、中には、採集や調達のスキルを使って、郊外などで手に入れるしかない交易品や、
道具屋で販売しているアイテムなどが材料になっているものもあります。

最後に行動力です。
行動力は、基本的に1回の生産ごとに5消費しますので、大量に生産をすると、あっという間に行動力がなくなります。
行動力を回復するには、酒場で食事を取るのが手っ取り早いでしょう。
酒場のマスターの前に集まった人々は、たいてい生産中の人々なのです。

以上が揃って、初めて生産が行えます。
この基本は、どんなに複雑な生産をする場合でも変わりません。

このセクションのまとめ。
 ★ 生産には準備が必要。
 ★ スキルとレシピと材料と行動力。
 ★ あとは少しの気合と愛情。
―生産の例―

小麦を小麦粉にすることで、生産の基本中の基本が学べます。

まずは「スキル」を手に入れましょう。
小麦粉の生産に必要なスキルは「調理スキル」です。
調理スキルは、職業が「食品商」または「家畜商」であれば、各街の商人ギルドのマスターから習得することができます。
また、それ以外の職業であっても、交易Lvが3以上であれば、「アムステルダム・セビリア・ヴェネツィア」の各商人ギルド及び、
「ジェノヴァのトラジェット伯爵夫人」から習得ができます。

次に手に入れるのは「レシピ」です。
小麦を小麦粉にするレシピは、調理レシピの「誰でもできる簡単レシピ」です。
このレシピは、各本拠地で受けられる初級商人クエスト「街一番の料理人」(リスボンだけ「街一番の美食家」)をクリアすることで、
報酬としてもらえちゃいます。

続いて「材料」です
小麦粉の生産に必要なのは「小麦」です。
小麦を販売しているのは、「アントワープ・オポルト・セビリア・バレンシア・シラクサ・ラグーザ」などの港です。
交易所に行って、小麦の買い付けをしましょう。
小麦は生産量も豊富ですので、「食料品取引スキル」がなくても、それなりの量を購入することができます。

準備が整いましたので「生産」をしてみましょう。
「アイテム」ウィンドウで「誰でもできる簡単レシピ」を選びます。使うレシピは3番目の「製粉法」です。
画面中央の「木槌」のアイコンをクリックすると、行動力と引き換えに小麦粉が出来上がり♪簡単でしょう?
「たくさんの木槌」が書かれたアイコンは「連続生産」コマンドです。
材料か行動力がなくなるまで、連続で生産を行います。

木槌アイコンが灰色になっていて生産ができないときもあります。
交易品は15種類しか同時に持てません。このときは ―[picture]こんな風に― 表示されます。
また、行動力が0の時も生産できません。このときは ―[picture]こんな風に― 表示されます。
そして、調理スキルがない時も同じです。このときは ―[picture]こんな風に― 表示されます。

このセクションのまとめ。
 ★ 手順を追えば生産は簡単です。
 ★ どんな生産にでもこの手順は変わりません。
 ★ 場合によっては生産が出来ない時もあります。
―調理スキル―

調理スキルでは、次のようなものが生産できます。
 ・行動力の源になるお料理
 ・食料品や調味料などの交易品
 ・副官さんに振舞う豪華料理やペットのえさ

お料理は、この世界で活動する全ての航海者さんの必需品といっても過言ではありません。
それは、お料理を食べることで、行動力を回復させることができるためです。

この世界では、行動力を回復する手立てが基本的にふたつしかありません。
ひとつは、酒場で食事をすること。
しかし、港の酒場でしか回復できないという制限が付きまといます。
そしてもうひとつが、お料理です。
航海の最中、冒険の最中、戦闘の最中、不足した行動力を回復するには、お料理を食べる以外に方法がないのです。

初期に使いやすい回復量の小さめのお料理は、酒場の販売員のおねーさんが販売しています。
しかし販売員のおねーさんの売値はそこそこいい値段がついています。
それに回復量の大きいお料理は、なかなか在庫が補充されません。
いずれのお料理も、原価はもっと安くでできますから、
まっとうな値段さえつければ作ったお料理は必ず売れること間違いなしです。

食料品や調味料の生産は、交易所へ売却して利益を得るのはもちろん、さらに他のお料理の材料にすることもできます。
もちろん単価がより下がりますから、「ひと手間かけて高く売る」という、生産者の醍醐味を手軽に実感できます。
そのほかにも副官さんの能力向上に役立つ副官料理や、ペットとの交流を深めるえさなどの生産もできちゃいます。

スキルが高くなれば、世界各地の様々な美味しそうなお料理が作れるようになります。
まさに、見た目もお腹も懐も、まとめて満足なスキルなのです♪

 ★調理スキルの習得
  職業が「食品商・家畜商」であれば、各街の商人ギルドのマスターから習得可能
  それ以外の職業の場合、交易Lvが3以上で
  「アムステルダム・セビリア・ヴェネツィア」の各商人ギルド
  及び 「ジェノヴァのトラジェット伯爵夫人」から習得可能
―縫製スキル―

縫製スキルでは、次のようなものが生産できます。
 ・予備帆や真綿の耳栓などの航海用具
 ・繊維や織物などの交易品
 ・ニットキャップからドレスまで、各種衣装

予備帆や真綿の耳栓といった航海用具は、航海をする上で欠かせない消耗品です。
普段は行商人さんなどが販売しているいますが、いかんせん値段が高くて、たくさん購入できません。
そこで登場するのが縫製スキル。
縫製スキルを使えば、販売されている値段よりもはるかに安い単価で生産が可能なのです。

ということは・・・
非常に安く生産した航海用具を行商人さんの隣で、行商人さんの販売価格より安く販売すれば・・・
あっという間に商売が成り立ってしまいます♪
行商人さんは「営業妨害ですっ!」なんて文句をいわないですからね〜

繊維や織物などの交易品は、生産したものを交易所で売却して利益を得るのが有効です。
生産した交易品は、たいていの場合、交易所で購入するより、はるかに安い単価で生産できてしまいます。
交易所間で売買を繰り返す場合と比較すると、「購入価格−生産原価=マージン」を丸々儲けに変えることが出来ちゃいます。
安い材料から、生産でよりやすく商品を手に入れ、より多くの利益を手に入れる・・・
これが生産者の醍醐味のひとつです。

そして、縫製スキルの真髄が、各種衣装の作成です。
せっかくの日々の生活ですから、おしゃれにも気を使いたいのは当然のこと。
道具屋さんにも売ってますけど、既製品はつまんないですよね。
お洋服くらい、人と違ったものを着て、ステータスにしてみたいですもんね♪
そんな気持ちをかなえるのが、縫製スキルです。
それこそ世界中の様々な衣装を作成できちゃうのです。素敵ですねえ〜♪

 ★縫製スキルの習得
  職業が「会計士・紡績商」であれば、各街の商人ギルドのマスターから習得可能
  それ以外の職業の場合、交易Lvが12以上、織物取引スキルが3以上で
  「チュニス・アレクサンドリア・イスタンブール」の各商人ギルド
  及び「ジェノヴァのトラジェット伯爵夫人」から習得可能
―鋳造スキル―

鋳造スキルでは、次のようなものを生産できます。
 ・戦闘用具
 ・火器や武具、鉱石、工業品、貴金属などの交易品
 ・船側砲、船首砲、船尾砲などの大砲
 ・剣、槍、杖、防具類などの装備品

戦闘用具は、戦闘をする上で欠かせない消耗品です。
お店で販売していないアイテムが多く、いずれも需要の高い品なので、
生産販売をすると「喜ばれる」うえに「儲けも出る」と一石二鳥なことが多いです。

火器や武具、鉱石、工業品、貴金属などの交易品は、確かな利益の出るものが大変多いのが特徴です。
スキルのランクを磨かないとなかなかよい品を作れない、生産には繰り返し作業が付きまとうなど、
苦しい修行もありますが、まさに生産者の醍醐味を感じさせてくれるものに違いありません。

そして、鋳造の独壇場は、なんと言っても大砲です。
大砲は、確かに造船所の武器職人さんも取り扱っていますが、鋳造スキルでしか生産できない大砲が数多く存在するのです。
それに、武器職人さんがいる街は限られていますが、鋳造屋さんなら、どこでも販売できちゃいます。
海事をたしなむ人々が集う街で販売できれば、きっと喜ばれること請け合いです。

最後に忘れがちなんですけれど、武器や防具を打ち直したり鍛えたり、作ったりできるんです。
鋳造というよりは、どちらかというと鍛造でしょうか。
ここまで来ると、まさにマイスターという感じです。
職人技で生み出された武器道具もまた、よく売れる商品だったりします。

 ★鋳造スキルの習得
  職業が「運び屋・鉱物商」であれば、各街の商人ギルドのマスターから習得可能
  それ以外の職業の場合、交易Lvが12以上、戦闘Lvが5以上、工業品取引スキルが2以上で
  「ヴェネツィアのパラケルスス」から習得可能
―工芸スキル―

工芸スキルでは、次のようなものを生産できます。
 ・航海用具、冒険用具、戦闘用具など
 ・調味料や酒類、香料、工業品、工芸品、美術品、宝石などの交易品
 ・髪飾りやブーツなどの装備品
 ・船首像、追加装甲などの船部品
 ・アパルタメント用の家具

工芸スキルの特徴は、なんと言っても生産可能な品数の多さです。
また、どの生産物も華やかさは控えめなものの、実用的なものが大変多く、とにかく「使える」スキルです。
航海用具では、デッキブラシやネコイラズ、消火砂、冒険用具では、目印のリボンや傷薬、
戦闘用具では、手術道具や沈黙の旗、停戦協定状などなど、とにかく必需品が目白押しです。

さらに交易品については、原料を元にして各地方の名産交易品を生産できます。
ブリテン島名産のウイスキー、西アフリカ名産のゼラニウム、インド名産のルビーまで生産可能なのです。
生産交易で儲けを生み出そうと考える生産者にとっては欠かすことの出来ないスキルです。

髪飾りやブーツなどの装備品を生産するには、高い生産スキルが必要になりますが、その分売れ行きも上々です。
おしゃれや戦闘には欠かせないものなのです。

船首像や追加装甲については、よく「趣味スキル」などと揶揄されます。
それだけ買い手市場が狭いという意味なのですが、どちらも航海の役に立つものであることに違いはありません。
種類は豊富ですので、自分なりの生産品を探す楽しみも生まれます。

そしてアパルタメントに設置する家具。
これも高ランクの生産スキルが必要ですが、必需品とあって引く手あまた。マイスターの名をほしいままに出来ますよ♪

 ★工芸スキルの習得
  職業が「薬品商」であれば、各街の商人ギルドのマスターから習得可能
  それ以外の職業の場合、冒険Lvが3以上、交易Lvが12以上、美術品取引スキルが2以上で
  「ナポリ」の商人ギルド、及び「マルセイユのダ・ヴィンチ」から習得可能
―保管スキル―

保管スキルは、一般的な生産スキルと少し趣が異なります。
他の生産スキル同様に、「食料品や嗜好品などの交易品」
を生産できるスキルではありますが、スキルの効果がそれだけではないのが特徴です。

公式オンラインマニュアルには、以下のような記述があります。
 ・難破したときや白兵戦で敗れたときの被害を抑える
 ・装備していない装備品の耐久力の減りを少し抑える
商人に限らず航海者にとっては、どちらもあればうれしい効果ですよね。
なるべく持っていたいスキルのひとつです。

生産できるものについてはそれほど多くはありません。
釣ったお魚を魚肉に捌いたり、干しフルーツやお漬物などの保存食、各種嗜好品や香辛料、染料などを作ることができます。
他には海賊対策の各種上納品、ペットフードなどを生産できます。
魚肉に捌くのは釣りと併用すると、ちょっとしたお小遣い稼ぎにもなったりします。

また、他のスキルのレシピで必要となる材料が、保管スキルで生産しないと手に入らないこともありますし、
地味ではありますけど、使い始めるとなかなか有用なスキルだったりします。

 ★保管スキルの習得
  商人でスタートした人は全員が最初から習得済み
  その他の場合、職業が「運び屋・食品商・家畜商・釣り師」であれば、各街の商人ギルドのマスターから習得可能
  それ以外の職業の場合、交易Lvが1以上で
  「アムステルダム・セビリア・マルセイユ・アテネ」の各商人ギルドから習得可能
―錬金術スキル―

錬金術とは卑金属(容易に酸化する金属)から貴金属、とくに金を精錬しようとする試みを指します。
ここからより広義に転じて、様々な物質や人間の肉体や魂をも対象とし、より完全な物を生み出そうとするスキルです。

錬金術スキルは、上級スキルに分類される生産スキルです。
転職クエストを受けるには、冒険Lv36以上、交易Lv42以上、鋳造ランク8以上、宗教学ランク5以上という
非常に高いハードルがあります。

レシピの内容は、様々なアイテムの強化が主になります。
スキル強化の困難さや、材料となるアイテム群の手に入れにくさも手伝って、生産品は非常に高値で取引されています。
生産者としては、老後の楽しみ(?!)として取っておきたいスキルだったりします。

 ★錬金術スキルの習得
  職業が上級職の「錬金術師見習」であれば、各街の商人ギルドのマスターから習得可能
―言語学スキル―

言語学スキルは、スキルアイコンの縁取りの色を見てもわかるとおり、冒険スキルに分類されるスキルです。
ところが、冒険スキルとは言っても、冒険のクエストなどで利用する機会は全くありません。
実際には純粋な生産スキルだったりするのです。

言語学スキルで生産できるものは、現在のところ「雑貨」が1品。
残りは翻訳機能を持った「辞典」と「メモ」の生産のみです。

まあでも、メモは各地の翻訳家が立ち売りをしていますし、
このスキル、ほとんど趣味の領域としか言えないスキルになっている気もしなくはないです・・・

 ★言語学スキルの習得
  職業が上級職の「翻訳家」であれば、各街の商人ギルドのマスターから習得可能
―造船スキル―

造船スキルは、スキルアイコンの縁取りの色を見てもわかるとおり、戦闘スキルに分類されるスキルです。
厳密に言うと生産とは異なりますが、「ものづくり」という意味ではどちらも同じということで、
生産スキルとしてご紹介しています。

造船スキルで作れるものは、その名のとおり「船」です。
一般には、船は造船所親方から購入できますが、造船所では販売していない、造船限定の船・・・
なんていうものも世の中には存在します。
それから、特筆すべき点ですが、造船を行うと、親方価格の6割で船が作れてしまいます。
大きな船になればなるほど非常に高価になりますから、定価の4割引で買えるとなると相当お買い得です。

また、造船では手近(?!)な目標があります。
それは、「ランク5を目指す」というものです。
何故ランク5か?
それは、ランクが5になると、自分の乗る船の船倉を改造できるようになるためです。

商人なら誰しも、大きな船に乗りたいと思うのは当たり前。
でも、レベルが足りないというなら・・・今乗っている船の倉庫を拡大すればいいんです♪
全体の積載量は変わりませんが、大砲を積まずにあまっているスペースや、
必要量以上に準備してある船員のスペースをまとめて積荷用のスペースに振り替えることができたら・・・
このためだけでも、造船スキルを取得する意味はあると思います。

ただ、造船のスキルを鍛え上げるには、相当な量の資金と時間が必要です。
これについては、後ほど詳しくご紹介します。

 ★造船スキルの習得
  職業が上級職の「船大工・戦術家・守備衛生隊・武器商人」であれば、各街の商人ギルドのマスターから習得可能
  それ以外の職業の場合、海事Lvが7以上、修理スキルが3以上で
  「チュニス・イスタンブール・カリカット」の海事ギルドから習得可能
―スキル育成基礎―

スキルの育成は日々の努力からっ!
・・・と、いきなりこんなことを書いてしまうと、なんとも投げやりに感じちゃいますが、
生産スキルはホントにコツコツと積み重ねて育てるものじゃないでしょうか。
全てのスキルにいえることだとは思いますが、「スキルを上げる」ことを目的にしちゃうと、
ランクが低いうちはまだしも、高ランクになればなるほど、スキル上げそのものが苦痛になってきちゃいます。
特に生産スキルに関しては、「特訓」をしちゃうとルーチンワーク以外の何物でもありません。
生産を生業とするのなら、これは「ダメ!絶対!」なのです。
生産を「作業」と思っちゃったらもう御仕舞いです。
「作業」を終えて、スキル究めて、それで・・・どうするの?・・・って、思いません?
作りたいものがある、楽しいから続ける、そういったスタイルで、のんびりと日々の積み重ねをされることを
是非ともオススメしちゃいます。

とまあ、横道はこれくらいにしておいて・・・
生産のスキルを育てる方法はただひとつ、コツコツと生産を積み重ねることです。
レシピ帳を開くとわかりますが、レシピにはそれぞれ、生産に必要なスキルランクが設定されています。
スキルランクを満たしているもの以外は生産できませんから、高ランクの素敵なものを生産するには、
やはり、低ランクのものから順に経験を積み上げていくしかありません。

モノを作ると、「現在の自分のスキルランク」と「作ったモノの必要スキルランク」によって獲得熟練度が変わります。
さらに「失敗」「成功」「大成功」のいずれの結果になるかで、得られる熟練度が変化します。
少し詳しく紐解いて見ましょう。
生産スキルを鍛える時は、自分のスキルランクに見合ったモノを生産するのが最も効率的です。
なぜなら「現在のスキルランク」が「生産に必要なランク」を上回れば上回るほど、得られる熟練度が減ってしまうからです。
例えば、調理スキルランク1で生産可能な小麦粉は、あなたがランク1の時には、それなりの熟練度がもらえるでしょう。
でもあなたのランクが7や8という風に高くなってしまうと、生産しても熟練度が全くもらえなくなります。
逆に、スキルをブーストするアイテムを装備して、自分の今のランクよりも必要ランクの高いモノを生産すると、
1度の生産でより多くの熟練度を獲得できます。

また、生産には「失敗」「成功」「大成功」の3つのパターンがあります。
「失敗」の時は当然、熟練度を得られませんが、「失敗」の起きるレシピは、ほんの一握りの難しいレシピのみです。
大抵の場合は「成功」で、これが基本です。
そして、生産しているモノやその他の条件にもよりますが、1〜2割前後の確率で「大成功」することがあります。
「大成功」の時には、得られる熟練度が増えると同時に、交易経験も少しもらえます。
また、普段よりも生産個数が増える、もしくは、普段よりも性能のいいものができる、という特典がついてきます。

では、このセクションのまとめです。
 ★ 生産は、小さな事からコツコツと。
 ★ 分相応のレシピを探しましょう。
 ★ ブーストすればさらに効率UP♪
―調理育成基礎―

前章でご紹介したように、調理スキルには主に2種類のレシピがあります。
 ・お料理
 ・食料品や調味料などの交易品
スキルランクを鍛えることを考える時には、この2種類のレシピの役割を分けて考えることをオススメします。
つまり、「交易品を作ることでスキルを鍛え」、「鍛えたスキルでお料理を作る」のです。

 ▼ 準備
調理スキル育成にオススメの職業は「食品商」「家畜商」。
調理スキルの材料購入に役立つのは「食料品取引」「調味料取引」「家畜取引」などです。

 ▼ R1
ランク1はこれでオッケー♪ 「誰でも出来る簡単レシピ」でひたすら「小麦粉」を作るっ!
・・・・・
地味ですけど確実な方法ですし、なにより、このレシピはいつまでも使うことになりますので、無駄がないといいますか・・・
すでにご紹介済みですが、この「誰でもできる簡単レシピ」は、
各本拠地で受けられる初級商人クエスト「街一番の料理人」(リスボンだけ「街一番の美食家」)の報酬としてもらえるもの。
それだけ、調理って敷居の低いスキルだってことなんですよね。

 ▼ R2〜R7
ランク2以上になると、調理のためのとても素敵なレシピが扱えます。 その名も「畜産秘伝」っ!
「畜産秘伝」には4種類のレシピがあります。それぞれ、「牛の章」「豚の章」「鳥の章」「羊の章」。
名前のとおり、ウシ・ブタ・ニワトリ&アヒル・ヒツジ&ヤギを扱うレシピなのです。
それぞれのレシピには、ランク2〜5のレシピが載っています。
これらのレシピで加工食品を作って利益を上げていけば、ランク7はあっという間のはず。
ここではランク7までとしましたが、その気になれば、「畜産秘伝」だけで、ランク10を目指すのも夢ではありません。
なにより良いところは、これらのレシピの加工産品が「ほとんど赤字にならない」ことなのです。
(例外的に「乳」は赤字になりやすい交易品ですが(´▽`;)
ちなみにこれらのレシピ、それぞれの家畜がたくさん取り扱われている港で販売しています。
探してみてくださいね♪

 ▼ R7〜
以降は色々なお料理を作っていくのが、高ランクへの近道だと思います。
売れ頃のお料理って様々ですので、どんなものがどこで売れているのか、見て歩くのも商売人の仕事のうちですからね♪
―縫製育成基礎―

縫製スキルは次の2冊のレシピさえあれば、ランク6くらいまで大丈夫です。
本拠地各港で販売している「織物秘伝・素材の書」と、本拠地周辺各港で販売している「織物秘伝・生地の書」です。
あと、もう1冊用意しておきたいのがこのレシピ。
本拠地周辺各港で手に入れられる「モードデザイン集・第1巻」。
これら3種類のレシピは、いずれも本拠地周辺の街の道具屋さんで販売されています。

 ▼ 準備
縫製スキル育成にオススメの職業は「紡績商」「会計士」。
縫製スキルの材料購入に役立つのは「繊維取引」「家畜取引」「織物取引」などです。

 ▼ 〜R3
何はともあれ、まずは「素材の書」でスタートです。
「素材の書」には6つのレシピが載っています。
このうちの下の2つのレシピ、「ウサギ毛製法」と「麻生地の織り方」は無視しましょう。
どちらのレシピも調達や採集のスキルを使わないと、材料が手に入らないからです。
手間を考えると交易所で手に入れられる材料の方がラクチンですからね〜。
上の4つのレシピは、全て家畜から繊維を作製する方法です。
これらのレシピは、以後も材料の調達手段として、大変よく使うものです。
縫製職人さんがいつまでも手放せないレシピのひとつです。

さて、これらのレシピの材料の「ニワトリ」「アヒル」「ヒツジ」「ヤギ」は交易品の分類では「家畜」に該当します。
「家畜」の売買には、これを補助する「家畜取引」という便利なスキルがあります。
これを習得するには、「家畜商」に転職してギルドで習得するか、
「食料品取引スキルR3」「商人Lv7」という前提条件を揃えて、マルセイユへ赴く必要があります。
最初に「紡績商」を選択した人には少々高いハードルでしょうか・・・。
でも、「家畜取引」スキルを持っていなくても、港を往来していれば、それなりの量の家畜を手に入れることは可能です。
羽毛の製法は、地中海近辺で生活される方には特にオススメです。
生産して出来上がる羽毛は、北海の名産品なので、生産スキルを上げる傍ら、ため込んだ羽毛を一気に売却することで、
たくさんの商人経験値と資金を手に入れることができるためです。
ランク3までは、これで簡単に到達できるはずです。

 ▼ R3〜R7
ランク3に到達したら、レシピを「生地の書」に切替えます。以後はこのふたつでスキルを鍛えます。
 R3:毛織生地製法 R4〜R6:ニット製法
「ニット製法」はランク4のレシピですが、これでランク6まで頑張ります。
序説に「自分の現在のランクよりも低いランクのレシピは云々・・・」と書きましたが、2〜3ランク下のレシピくらいならば、
それほど気にすることはありません。
ランク5に「綿生地製法」や「コーデュロイ製法」などのレシピもありますが、
作製の手間と売却利益を考えると、やはりニットに軍配が上がります。

 ▼ R7〜
以後はその他のレシピを捜し求めましょう。
「高級生地の書」といった、交易品を生産するレシピもいいですし、
このにはイチから洋服を作るレシピも扱えるようになって来るでしょう。
ランクの低いうちは、洋服の「仕立て直し」しか出来ませんからね(´▽`;)
ただ、縫製の道を極めるにはまだまだ長い道程が待っています。
でもそのお話は、また次回に。
―鋳造育成基礎―

鋳造スキルは初心者にとっては少々難易度の高い生産スキルという位置付けのようです。
鋳造の育成方法に関しては、めーさんから情報・助言等を頂きました。(-人)謝々

 ▼ 準備
鋳造スキル育成にオススメの職業は「鉱物商」「運び屋」。
鋳造スキルの材料購入に役立つのは「鉱石取引」「工業品取引」「火器取引」「武具取引」などです。

 ▼ R1〜2
レシピを見渡す限り、ランク1で作れるものが2種類しかありません。
・・・いきなり厳しいですね・・・
レシピの手に入れやすさも考えると、必然的に「船大工入門・鋳造の書」の「大工道具」一択になります。
このレシピは本拠地周辺各港の工房で手に入れることが出来ます。
ただしこのレシピ、材料が「木材」です。
木材を取り扱う港は北欧に限られますから、地中海近辺では材料すら手に入り難いのです。
しかもいきなりの赤字・・・先行きが懸念されますねぇ・・・

ランク2にも、実は大したレシピがありません。それでも小さな大砲は作れるようになります。
ただし材料の「青銅」を売っているのはプリマスかロンドン・・・やはり赤字続きですし、材料は極端に北欧に偏っています。
以後の産品もそうですが、鋳造を鍛える場合、北欧諸国出身の人がどうしても有利なようになっているのです。
そこはそれとして、割り切っちゃいましょう(;´ー`)

 ▼ R3
ランク3になると、ようやく売れ筋の商品を生産できます。
それは「船大工入門・鋳造の書」の「撤収の鐘」です。
海戦中にはじまってしまった白兵戦をかなりの確率で終了させる「撤収の鐘」は、海事をする人々はもちろんのこと、
航海者だれもが必要とする品です。
またこの「撤収の鐘」は、何かと赤字が出がちな鋳造において、後々までお小遣い稼ぎの種になります。
赤字を押さえるには、この「撤収の鐘」で、当面を乗り切りましょう。

 ▼ R4〜R6
ランク4になると、ようやく鋳造職人らしい仕事に取り掛かれます。
ダブリンで販売している「鉱石精錬の書」やリューベックで販売している「金属精錬の書」などのレシピを使って、
鉱石や金属類を精錬できるようになります。
また、この頃から少しずつ大砲の作製ができるようになってきます。
ただ残念なことに、門数の少ない大砲は、「作っても売れない」のが実情。
もうしばらくは、鉱石の精錬で下積みを続けましょうね。
この時期に忘れてはいけないのは、「鉱石取引」「工業品取引」両スキルの育成です。
大砲を作製するようになると、とんでもない量の材料を必要とします。
下積みの頃に取引スキルを育てておかないと、後々思うように大砲を作製できなくなってしまうのです。

 ▼ R7〜
「合金精錬の書」を使って、青銅を作製できます。
青銅は大砲の材料として必須ですので、このレシピにはいつまでもお世話になります。
また、「火器製作の技法書」を使えば、アルケブス銃の作製も可能になります。
火器は上手くすれば非常に高値で売却できる交易品ですので、この頃から資金的にも余裕ができるようになります。
また、作製可能な大砲の門数も増えてきて、ようやく実用的な大砲が作れるようになってくるのもこの頃です。

大砲は作製すると、アイテム枠をひとつ消費します。
小型砲・中型砲・大型砲・特殊砲などなど、レシピが細かく分かれますので、なるべくターゲットを絞って、
売れ筋の大砲のみを大量生産大量販売するのが、もっとも効率的なのかもしれません。
ちなみに、売れ筋の大砲については、やはり自分の目で見て歩くのがオススメです。
大量消費地としては、海事訓練者の集まるジェノヴァや、バザーの多く出るリスボンなどが挙げられるでしょうか。
また、大砲には潜在的需要があることも覚えておきましょう。
「大量消費される大砲とは異なる、特殊な砲の特殊な門数のものが欲しい」
「欲しい大砲があるのに、売ってないからあきらめている」
こういった方も、実はいらっしゃるんです。
手間ひまはかかりますけれど、受注生産をすると、多くの人に喜ばれるはずです♪
―工芸育成基礎―

初心者にとって工芸スキルは、鋳造同様に敷居が少々高めに設定されています。
赤字や材料の手に入れにくさに泣かない心構えが必要かも?

 ▼ 準備
工芸スキル育成にオススメの職業は「薬品商」。
工芸スキルの材料購入に役立つのは「食料品取引」「嗜好品取引」「酒類取引」「工業品取引」などです。

 ▼ R1
工芸スキルは、このランク1が一番のネックです。
ランク1のレシピは6種類あるのですが、ほとんどのレシピが「草」や「木の実」など、
採集系のスキルでのみ手に入れられる、いわゆる「交易所で売ってない交易品」を材料としているのです。
このため、純粋な商人ではじめた人にとっては、「どこで手に入れればいいのか」さえわからない状態になりがちです。
これらをふまえて、ランク1でオススメできる方法は2つだけです。
1つは、本拠地周辺の各港で販売しているレシピ「船大工入門・工芸の書」で清潔のデッキブラシを作る方法。
この方法の利点は、使い勝手のあるデッキブラシを作れること。欠点は、材料になる「丸太」がやはり採集品であることです。
実は「丸太」はラスパルマスとアゾレスの交易所で販売されていたりするのですが、どちらも危険海域にある港。
しかも工業品取引スキルがないと、非常に少量しか購入できません。
海賊におびえながら危険海域を何度も往復・・・考えるだけでも恐ろしいです。
もう1つは、本拠地の工房で売っている「木材系追加装甲作成法」レシピで「シーダー板」を作る方法。
材料は、鉄材と木材ですので、北欧でないと手に入れづらいもの。
・・・・・もちろん大赤字です(´・ω・)〜

 ▼ R2〜
しかし「ランク1を乗り切れば、あとは儲けが出っ放し♪」なのが工芸スキルです。
ここから必要になるのは、「調味料大全」と「酒造秘伝」の2冊のレシピ。
生産できる交易品はいずれも高利益ですし、とくに酒造秘伝は名産品がたくさんあります。
上手くすれば、工芸だけで商人レベルを上げていく事だって可能なのです。

ランクが上がったなら、いろいろなレシピを見ていくと、工芸は随分と楽しめることがわかるかと思います。
「香料秘伝」や各種の「教練書」があれば、様々な名産品が作れますし、
もっと高ランクになれば、宝石すら生み出せてしまいます。
もちろんスキルを磨くのは大変ですし、なにより生産品の材料の入手が大変なんですが、
手間ひまかけるだけの価値を十二分に享受できる、それが工芸スキルなのです。
―保管育成基礎―

さて、問題の保管スキルです。
すでにご紹介したとおり、保管スキルは単純な生産スキルではありません。
その分レシピが極端に少なく、持ち歩けるレシピは4冊しかありません。
保管スキルを鍛えるなら、釣りスキルは切っても切れない間柄です。
はじめのうちは釣ったお魚を捌く以外に、現実的なスキルの鍛え方がないためです。

 ▼ R1
レシピは本拠地の道具屋さんで売っている「漁師の心得 鮮魚保存法」。
ひたすら釣ったお魚を捌く日々です。
釣りもR1の間はなかなか釣れませんし、保管スキルもなかなか上がりませんが、地道な努力こそが実を結ぶのです。うん。

 ▼ R2〜
R2からは俗に「卵錬金術」なんて言われる「卵の温め方」もオススメできます。
ただし、このレシピが載っている「旅人の食料調達術」レシピは、
ヨーロッパ東部のサロニカかベンガジの投資報酬としてもらえるもの・・・ちょっと手に入れにくいかもしれません。

R2以降もお魚を捌いてスキルを磨く場合は、釣りも保管どちらも、できる限り身の丈にあった魚を選ぶのがポイントです。
どちらも獲得熟練度が低めに設定されているためか、2〜3ランク外れると熟練度がほとんど得られなくなってしまいます。
保管に関しては、スキルブースト装備が色々とあるようですので、
「釣りは上がったのに保管が上がらない・・・(´・ω・)」という時にはいいかもしれませんね〜。

保管スキルはおまけスキル、なんて話もありますが、決してそんなことはないと思いますよ〜。
最初は魚肉結構儲かるし・・・
それに、体感だけかもですけれど、保管を持ってると嵐の時の荷崩れが少ない気がするのです・・・
―錬金術育成基礎―

錬金術は生産を究めた人のための究極の生産かもしれません。
書いているわたし自身がまだ手を出したことのない世界だったりします・・・。
また、持ち歩けるレシピが今のところ存在しないのも、錬金術を難しくしている要因です。

 ▼ 準備
錬金術スキル育成にオススメの職業は「錬金術師見習」。
錬金術スキルの材料購入に役立つのは「工業品取引」「雑貨取引」「貴金属取引」などです。

 ▼ R1
手っ取り早く次のランクを目指すのであれば、「貴重所の写本」がいいでしょう。
このレシピはヴェネツィアのパラケルススさんが見せてくれます。
このレシピの一番のポイントは、材料に工業品の「紙」が必要であるところ。
「紙」を販売しているのはロンドンとマルセイユの2港のみ。
しかもイングランドとフランス、それぞれの国籍の人にしか購入出来ない交易品なのです。
工芸レシピの「職人の教練書」での生産も可能ですが、材料の入手も案外大変。
いきなりの難関が待ち受けているわけです。

 ▼ R2
少しでも手軽に行くのであれば、同じくパラケルススさんの下で「錬金術師のタロットカード」を生産します。
ただし材料に「紙22枚」なんていうとんでもない量が必要ですが・・・

 ▼ R3〜
これ以降もレシピの材料が半端ではありません。
発掘品、工芸の生産品、冒険クエストの報酬品、果てはNPCのドロップ品まで、どれも一筋縄ではいかないものばかり。
特に、ほとんどの生産材料になっている「赤の錬金薬液」「黒の錬金薬液」「白の錬金薬液」の生産には、
いずれもNPCのドロップ品である「刻印」が必要になってきます。
どこまでも険しい道のりが続くのです。
―言語学育成基礎―

言語学もまた、持っている人の少ない生産スキルです。
商売としてあまり成り立たないのも、その要因のひとつでしょう。

 ▼ 準備
言語学スキル育成にオススメの職業は「翻訳家」。
言語学スキルの材料購入に役立つのは「工業品取引」「雑貨取引」「染料取引」などです。

 ▼ R1〜
各地の偉人にレシピを見せてもらうことで「辞書」と「メモ」が生産可能です。
どちらも基本の材料に工業品の「紙」が必要であるところがポイントです。
「紙」を販売しているのはロンドンとマルセイユの2港のみ。
しかもイングランドとフランス、それぞれの国籍の人にしか購入出来ない交易品なのです。
工芸レシピの「職人の教練書」での生産も可能ですが、材料の入手も案外大変なんですよね。
生産するのは「メモ」一択でいいでしょう。
辞書はアイテム扱いで、生産できる量が限られてしまうためです。
メモだとそのまま、街の翻訳家へ売却することも出来ますしね〜。

いずれにせよ、ランクが上がってもできることは、欧州から離れた場所のメモが生産できることのみ。
翻訳家が街角に立ってしまっている現在の状況では、あまり活躍の場があるとはいえないスキルなのです。
―造船育成基礎―

純粋な生産ではないこのスキル、当然ながらハードルも相当高いです。
でも、需要はすごくありますし、きわめて実用性の高いスキルでもあります。

造船スキルを覚えたら、造船所の親方の所へ出向きましょう。
すると、新しいコマンド「造船」が増えています。
造船可能な船は、スキルのランクによって決まっています。
また、地域や街によって、造船可能な船の種類や材質も決まっています。
北欧・イベリア・地中海・近東・アラビア、
それぞれ特色ある船が造船できますので、それらを探し求めるのもいいかもしれません。

あとは、造船所の親方に伝えられた日数を海上で過ごした後、
造船所に戻ってくれば、完成した船を受け取ることが出来ます。
当然ですが、このとき「4隻以上の船を同時に持つことは出来ません」。
また、注文した船は、注文した港以外の港の造船所でも受け取ることが出来ます。
ただし、完成までの残り日数を教えてくれるのは、船を注文した港の造船所の親方だけです。
商売や冒険のついでにコツコツと造船していくことが、長続きのポイントでしょうか。

船を作って得られる熟練度は、船ごとに定まっています。
これは次の公式によって求められます。
  
 ((操船条件Lv合計+造船日数)÷(造船ランク+1))×8.5=取得熟練度
                                 (※小数点以下切り捨て)
  
以前よりもてはやされてきたのはR1〜R2は「キャラベル」、 R3〜は「ダウ」を造るコースです。
ダウに関しては、地中海近辺だと近東まで足を運ばなければ造船できないことがネックですが、
造船日数と赤字幅が少なく、負担が少なくなるのが特徴です。
―スキル育成上級―

この先は優遇職となって、スキルを究めてしまいたい、と考えている方を念頭に書いてあります。
このスキルを極めるとどんなことができるのか?確かめたい方は読んでみて下さいね。

念のため「優遇職」と「専門職」について。
職種によって「優遇」スキルが存在することはすでにご存知のことでしょう。
該当スキルが「優遇」となる職種を「優遇職」と呼んでいます。
スキルが「優遇」されていると、次のランクまでに必要な熟練度が、「非優遇」の時の半分で済むようになります。
また、「非優遇」状態だと、スキルの最大ランクは10に制限されますが、
「優遇」状態になると、最大ランクの15まで育てることができるようになります。

さらに上級職とされるいくつかの職業には、「専門」スキルと呼ばれるものが存在します。
該当スキルが「専門」となる職種を「専門職」と呼んでいます。
「専門」スキルは、「優遇」に加えて「スキルランクが+1」されるという特典がついてきます。

これまでも何度か述べてきていますが、スキルランクがブーストされた状態はスキル育成には非常に有効です。
現在ランクと同等ランクの生産物を作るより、現在ランクより上のランクの生産物を作ったほうが、
1度の生産で得られる熟練度がはるかに大きく得られるためです。
より高ランクまでの育成を望むのであれば、最低限「優遇職」で極力ブーストをして、
さらに可能であれば「専門職」での生産を行いましょう。
また、詳細は別途記述しますが、生産を究めているマイスターに弟子入りするのもよい方法です。
マイスターのそばで生産を行うことで、さらにスキルランクが+1の効果を得られるためです。
その他にも、長期の育成は必要になるものの、「副官」のスキルブースト効果を有効利用するのもよい方法でしょう。

スキルを究めるのはいずれも困難な道のりです。
一歩一歩着実に、時には気分転換もしながら、焦らず積み重ねることが大切です。

では、このセクションのまとめです。
 ★ 優遇職と専門職を有効活用。
 ★ いろんなブースト方法を探してみてくださいね。
 ★ 千里の道も一歩から♪
―調理育成上級―

▼ 専門職:調理師・パティシエ
▽ 優遇職:食品商・家畜商・交易商人・香料商人

メジャーなブースト装備は「ベルベットのリボン」。
縫製レシピの「モード・デザイン集 第3巻」に載っている、ランク7のレシピの生産品です。
お知り合いの縫製職人さんを頼るなりして、手に入れてみましょう。
また、専門職である「調理師」は、転職の前提条件が「冒険Lv10」「交易Lv20」「合計Lv36」と、
比較的低めに設定されていますので、これを活用しない手はないでしょう。

調理の極みレシピは「料理長の肉料理」と「名パティシエのレシピ帳」でしょうか。
陸・海、2冊の「東南アジア秘伝料理」レシピも素敵な目標です。
いずれも「レシピの入手が大変」、「材料集めに各種取引スキルが必須」な上に、「ランクがめちゃくちゃ高い」もの。
一朝一夕に作れるものではないですが、いずれも作るだけの価値がある逸品が出来上がります。
もちろん、いずれのお料理も上々の単価で売れますので、得られる利益もかなりの額になります。

上手く高ランク品を作り続けることで、より効果的なスキル育成が可能になるはずです。
わたしの場合は・・・
注文が殺到したお料理を必死になって作ってるうちに、いつのまにか調理ランクが上がっちゃいました〜(´▽`;)
あまり参考になりませんね・・・orz
―縫製育成上級―

▼ 専門職:仕立師
▽ 優遇職:会計士・紡績商・美術商・宝石商

ブースト装備は「竹箒」1種類のみ。
これは陸地での発掘品で、手に入れるのはなかなか困難です。
リスボンのバザーなどでは、数百万Dで陳列されているのをよく見かけます。
後々のことを考えるのであれば、早めに手に入れておいたほうが得策でしょう。
また、専門職の「仕立師」は、転職の前提が「交易Lv48」「合計Lv100」とハイレベルです。

「織物秘伝・生地の書」の上級編、「織物秘伝・高級生地の書」を見ると、目指すべき交易品は大体載ってます。
さらに手広くやりたいなら、「織物秘伝・紋様染の書」も手に入れましょう。
ポイントは、名産品を織ること。
縫製スキルで生産できる名産品は大抵、「名産品の産地から遠く離れた街の材料で生産が可能」なのがポイントです。
現地生産、現地販売で「遠方の名産品」を売ることで、莫大な経験・名声・利益を上げることが可能なわけです。

縫製職人のみなさんはやはり、自身の手で様々な洋服を作り出したいと考えられる方が多いことでしょう。
「モードデザイン集・第4巻」や「モードデザイン集・第5巻」などで作製できる各種ドレスは、
数百万D単位で売買されています。
また「複合補助帆縫製法」などで作製できる補助帆も、数百万D単位で取引されていますし、
その他にも高価で売買される物品を生産できるレシピが多数存在するのが特徴です。
高ランクになれば、資金に困ることはほとんどありません・・・まさに優雅な暮らしが約束されているのです。
 
「縫製ばかりズルイ」?
いいえ、決してそんなことはありません。
華やかに見える舞台裏には、長くつらい下積み期間が存在するのです。
辛くて挫折・脱落する人が非常に多く、夢にまで見てうなされます。
縫製修行は一筋縄では行きません。
辛く険しい道程を耐え忍んで、道を究めたものだけが、華やかな将来を約束される権利を得られるのです。
―鋳造育成上級―

▼ 専門職:鍛治師
▽ 優遇職:運び屋・鉱物商・武器商人・両替商・錬金術師見習・銃士・船大工・戦術家

鋳造は船と密接に関係するスキルだけあってか、優遇職も多く存在します。
鋳造について情報を提供いただいためーさんに感謝(人−)

ブースト装備は「船大工の金づち」1種類のみ。
これは陸地での発掘品で、手に入れるのはなかなか困難です。
リスボンのバザーなどでは、数百万Dで陳列されているのをよく見かけます。
後々のことを考えるのであれば、早めに手に入れておいたほうが得策でしょう。
また、専門職の「鍛治師」は、転職の前提が「交易Lv48」「合計Lv100」とハイレベルです。

高ランクの鋳造スキルで作製できるものといえば忘れてはならないのが、「火器製作の技法書」の「マスケット銃」です。
鋳造で作製できる交易品の中で唯一、名産判定のつく交易品です。
材料を現地調達して密造すれば、その場で多くの名声と莫大な利益を得ることができます。
手間暇はかかりますが、やって損のない商売です。

また、大砲に限った話をすると、鋳造の極みレシピは、「通常大砲強化法」「特殊大砲強化法」の2冊です。
この2冊のレシピでは、各種大砲のさらに門数の多い強化版を作製できます。
その他に、中南米の開拓地にいる熟練鋳造技師に見せてもらえる「鋳造の最新技術」なるレシピも存在します。
これらの大砲は非常に強力で、大海戦や海事等に幅広く用いられることから、需要も大変安定しています。
作製は多少煩雑ではありますが、そのことも相まって、供給が過剰になることもなく、大きな利益を期待できます。

その他、鋳造には、「収奪」でしか手に入れることの出来ない、究極のレシピが存在しますが・・・
これはご自身の目で確かめてみてくださいね♪
―工芸育成上級―

▼ 専門職:工芸師
▽ 優遇職:薬品商・両替商・美術商・宝石商・パティシエ・芸術家・翻訳家

ブースト装備は「船大工ののこぎり」1種類のみ。
これは陸地での発掘品で、手に入れるのはなかなか困難です。
リスボンのバザーなどでは、数百万Dで陳列されているのをよく見かけます。
後々のことを考えるのであれば、早めに手に入れておいたほうが得策でしょう。
また、専門職の「工芸師」は、転職の前提が「交易Lv48」「合計Lv100」とハイレベルです。

工芸で目指すのはこの2種類のレシピでしょう。「香料秘伝」と「ジュエリーカット各章」です。
ジュエリーカットには、赤・青・緑・黄・白の5冊があり、それぞれ取り出せる宝石の種類が異なります。

交易品以外で工芸スキルで生産ができるのは、髪飾りやかつら・ブーツなどの装備品、
その他各種船首像、木製の装甲板、そしてアパルタメント配置用の家具類です。
いずれも工芸をある程度以上に究めた人にしか作れない品ばかり。
尚且つ一部を除いて頻繁に売れない品が多かったりします。
このあたりが「趣味スキル」と言わせてしまう遠因なのかもしれません。
でも、多種多様なものが作れるというところも、大きな魅力です。
ゆっくりのんびり工芸生活を楽しんでいる人は、案外いらっしゃるんじゃないかなとにらんでいます。
わたし自身も、むしろ好んで究めたいと密かにたくらんでいたり♪

付け加えるなら、高ランクの工芸で色々と楽しむには、採集スキルは欠くことのできない存在となります。
また、利用頻度は高くないものの、調達スキルがあれば、さらにもうけもの。
半ば冒険家に近い、半野生系クリエイター(?)、それが工芸職人なのかもしれません。
―保管育成上級―

▼ 専門職:なし
▽ 優遇職:食品商・家畜商・薬品商・運び屋・調理師・両替商・ソムリエ・仕立師・錬金術師見習・釣り師・司祭

保管スキルのブースト装備は多種多様です。
比較的手軽に入手しやすいブースト装備も多数存在しますので、+3や+4くらいであれば手軽にブースト可能です。

保管スキルはレシピの追加で色々と可能性が広がった生産スキルのひとつです。
「旅人の食料調達術」の高ランクレシピには、今のところこのレシピを使ってのみ入手できる交易品が数種類ありますし、
「染料秘伝」で作成できる染料も、縫製などの高ランクレシピの染色によく利用されます。
「豪商の自伝書」で、原価0Dの真珠や砂金が生産できるのも魅力のひとつ。
その他、海賊対策アイテムである高級上納品を生産できるのも、生産スキルの強みのひとつです。

こうしてみていくと保管スキルは、それ単体ではなく、他の生産スキルで利用する素材を生み出すスキルとして、
有効に利用できるスキルであると言えそうです。
―造船育成上級―

▼ 専門職:船大工
▽ 優遇職:武器商人・戦術家・守備衛生隊

ブースト装備は「船大工ののこぎり」1種類のみ。
専門職の「船大工」への転職の前提は「冒険Lv18」「交易Lv9」「海事Lv9」「合計Lv42」です。
ブーストが重要になる時期(R1〜2、R7〜8)は積極的に利用したい職業です。

R16
R230
R390
R4192
R5360
R6600
R7840
R81248
R91740
R102364
R113168
R124020
R135076
R146360
TOTAL26094

ここに示した表と円グラフは、現実解に近い最短ルート(R1〜6はダウ、R7〜15はサムブークを造船)をとったときの、
必要になる「造船日数」の割合を示したものです。
これを見ると、高ランクになればなるほど厳しくなるスキルであることがよくわかります。
トータル必要造船日数は26090日余り。
R14に到達しても、そこからまだ6300日余り必要になります。
もちろんこれは「海の上で過ごさなければならない時間」であって、
街の中を移動する時間、造船所で船を売買する時間がさらにここに加わります。

造船に関しては、とにかく「時間」と「お金」です。
早々に高ランクになりたいなら、これに「忍耐」を
乗算しなければなりません・・・ほんと、半端ではありません。
これまた挫折した人が非常に多い、険しい道程です。

故にこれを乗り越えた人々は、ほんとうに有難がられる存在です。
なにしろ、造船ランクは、船の最大積載量の増減率に直結します。
また、最新鋭船は、高ランク持ちにしか造船できません。
造船を依頼すると、大抵法外な値段を要求されますが・・・
「時間」「忍耐」をお金で買うと思えば、
さほど痛くはない・・・・・・かも。
―スキルの組み合わせ―

生産スキルには複数組み合わせることで大きな効果を発揮するものが少なくありません。
様々なレシピの材料となる物品を他の生産スキルで生産しようとするものです。

効果的な組み合わせの例はこんな感じでしょうか。
「調理」と「工芸」、高ランクの「縫製」には「保管」、

それから、これは生産スキルではないですが、いずれの生産スキルにも組み合わせると効果的なのが「採集系スキル」です。
採集系スキルについては、「採集の基礎知識」にて詳しく紹介していくことにします。

このセクションでは、さまざまなスキルの組み合わせについて、いくつかの具体的な例をご紹介していきます。
―生産スキルの複合―

めーです。アップデートも数回行われており、生産者の友に少し情報を追加してみようということで、生産スキルの複合についてお話します。

各スキルの基本的な育成方法は、昔も今もそれほど変わりません。
ただ、昔は道具屋等で売られていた消耗品が今は消えてしまっており、生産やロットのみからしか手に入れることができなくなっています。
ここがプチ重要。
この生産のみで得られる消耗品の大半が低ランクでつくることができるということです。
つまり生産開始してすぐ需要にありつけるということですね。例をあげてみましょう。

縫製ー予備帆
鋳造ー撤収の鐘・予備舵
工芸ーネコイラズ・消化砂・デッキブラシ・手桶・酒樽etc

船大工の入門書レシピを例に一部ぬきだしてみましたがどれもランク3までで作れるものです。
需要があるため、ランク上げのためしかたなく生産するという作業ではなくなりました。
(昔は道具屋に売っていたのでデッドストックになってた)

さて、生産開始にあたり少しはモチベーションあがったでしょうか?
連続生産機能もついて会話しながら生産もできるようになりました。
寂しかったクリック漬けともおさらばです。採集スキルも連続化しました。

前振りがながくなりました。本題にはいります。

お題の複合、2つ以上のスキルをくみあわせて生産してみようという意味です。そこでおすすめしたいのが採集スキル。
そしてスキル枠に余裕あれば工芸スキルもあると後々たのしくなります。レシピの入手方法は各自でおねがいします。

採集+工芸 各種色鉱石から宝石・ブーツ強化etc
鋳造+工芸 青銅像・金・銀・名工大工道具
採集+縫製 各種ドレス・ベルベット(生糸採集)
採集+調理 塩漬け魚の木の実添え・ププラン

ごく1例ではありますが、採集・工芸がからんだ生産品は数多くあり、また高額で取引されているものも少なくありません。
なにより採集で採れた交易品はすべて「原価0」だということです。
原価0の宝石・金・銀。原価0の材料。夢がひろがります。
採集の修行開始場所はチュニス郊外あたりでしょうか。
船大工入門レシピの生産品は採集が必要なものもあります。

筆者担当の鋳造について。
撤収の鐘、青銅のみでつくれるようになったので材料集めが楽に。
また鐘がもちきれないときは、工業品取引修行もかねて青銅を仕入れたら青銅像(工芸R5)つくりましょう。
鋳造R7で青銅自作できるので青銅像とアルケブス銃をつくり、相場コントロールなど。(ハンブルグ等)
単一のスキルでは暴落に弱いですが複数のスキルで暴落調整も可能になります。
工芸で砂糖をつくり暴落させて本命を安全に落とすという話聞いたことある方もいるかな?
他にも組み合わせは色々あります。各自で探してみてください。
―そに屋の視点―

拾った品物は原価0でも、食事代だけは考えないとね♪
採集はブーストが簡単なスキルですから覚えたてでも+5とか簡単にできちゃいます。
ここでポイント。素材のままでも高額でさばける商品を狙いましょう。
例を挙げれば、R3で拾えるジンジャー【およそ1600〜】やR5のリラ【北フランス名産1000〜】
没薬【北アフリカ名産1000〜】が序盤のねらい目。R6のマンドラゴラやスイセンや辰砂なども安定した利益が望めます。
(リラ以外いずれも北欧価格が基本です)
当然の如く、生産スキルとのかみ合わせもばっちりおいしい採集ですが、そのままでも十分うまみを引き出せるルートも存在します。
このへんはマゾ屋航路なのであまりオススメはしません。だってマゾだもの。
いろいろ書くと長くなりそうなので適当なところで第一弾としときまふ。
―ふぃーさんの視点―

初心者向けとは言いがたい領分になりますが、採集+保管+縫製で樹皮→ログウッドや大きな葉→コチニールで染めた洋服を作ることができます^^
(ログウッド・コチニールは現在非売品なので・・・)
ログウッドはログウッド染めボネや巫女のファルダ・黒色のバタデコーラなどに。
コチニールはウィピルや赤色のバタデコーラなどに使えるので、お洋服作りの幅を広げたい人にはいいかもです^^
また採集+保管+調理では、なんと言っても奇妙な実→唐辛子・青唐辛子が手に入ります^^(やはり非売品です・・・)
ナシゴレンやグリーンカレーなどといった一風変わった料理には欠かせないので、さまざまな料理を試してみたい人には是非オススメです^^
―採集の準備―

レシピの追加と修正にともなって、採集と調達の採集系スキルも、近頃では生産の重要な一要素になりました。
また、採集系スキルが連続発動するようになり、採集や調達の敷居が下がったのも良い傾向です。
ここでは、生産の幅をより広げるための採集系スキルについてご紹介していきます。

ここで採集系スキルとして掘り下げていくのは、「採集」「調達」「探索」の3つの冒険系スキルです。
習得するには、「釣り師」などの優遇職に転職するか、採集で「冒険Lv7」と「探索R2」、
調達で「冒険Lv7」と「補給R3」、探索で「冒険Lv7」の前提が必要になります。
敷居は多少ありますが、そろそろ生産の幅を広げようかと考える年頃の方には、さほど問題にならないでしょう。

スキルを手に入れたら、まずは街を出てスキルを使ってみましょう。
各種の交易品が手に入るのは、上陸地点や街の郊外などの陸上フィールド、及び海上です。
入手できる交易品は、使用するスキル、スキルのランク、使用する場所などで変わってきます。
―[image]どこかの陸上の採集系産品―
例図にあるように、同じ陸上でも、採集では赤い花、調達では木の実、探索では石や草といった具合です。
また陸上海上関わらず、冒険の地図やクエストで発見をした場所近辺で、様々な交易品が採れやすくなっているようです。

では、各スキルで採れる有用な産品を生産スキル別に見ていきましょう。
 ▼ 調理
調理スキルで役立つ産品はこんな感じです。
 採集:
 調達:木の実
 探索